Pythonを学習しながらAtomエディタのスニペットを作成した(初心者向け)
データアナリティクス事業本部、池田です。
ブログ2本目は入社前の思い出です。
急遽Pythonが必要になったので、その際学習に使ったコンテンツを紹介します。
加えて、学習しながらエディタのスニペットを作成したので、そちらも掲載します。
学習前の状況
業務で使用していたのはJavaScriptやJavaが中心でした。 Pythonは ドットインストールの無料枠 をかなり前にやったくらい。 Python3とAnacondaがPCにインストール済み。
環境
- Windows10
- Atom (以下はプラグイン)
- autocomplete-python
- python-indent
- linter-flake8
conda install flake8
でflake8をインストール
- hydrogen
- Anaconda
- Python3
それぞれのバージョンは省略しますが、2019年4月当時の最新のものを使用していました。 エディタはPyCharmやAtom IDEも検討しましたが、当時時間が無かったので慣れたAtomにしました。 今後はそちらも触ってみようと思っています。
今よりももっと分かっていなかった数年前の私が、PCにPythonを単独でインストールしたあとに、Anacondaをインストールしてしまっていました。
そのため、Atomが参照するPythonが単独のPythonの方を向いてしまっており、Anacondaに向けるのに苦労しました。
私の場合は、Windowsのユーザーフォルダ配下に AppData\Roaming\jupyter\kernels\python3\kernel.json
というファイルがあり、それを書き換えることでなんとか期待した環境でhydrogenが動きました。
学習したコンテンツ
- paizaラーニング
- 無料でできる範囲で一通り実施
(先にテキスト部分を読んで大丈夫そうな動画はとばして演習課題へ)
- 無料でできる範囲で一通り実施
- Python Boot Camp
- スクレイピングの部分を中心に部分的に実施
- PythonやPandasのチートシートなどを検索して手元で動かす
- 言語処理100本ノック 2015
- 途中まで(現在も細々と継続中)
- SoloLearn (スマホアプリ)
- 通勤移動中などに少し
スニペット
探せば誰かが作ったのがインターネットに転がっているだろうとは思いつつ、理解促進のため作成してみました。 自分でスニペットを登録するのは初めてでしたが、便利ですね。(若干途中から学習よりもスニペット作成に気を取られてしまいましたが…)
作成方法
.atom\snippets.cson
ファイルに記述します。( 記法 )
セレクタ(下記コード .source.python
の部分)は私の場合はショートカットキーが競合して調べられなかったので、コマンドパレット ctrl-shift-p
から cursor scope
で検索して調べましました。
関連して自作のAtomパッケージ作成方法は こちら にブログがありました。
また、 Visual Studio Codeのスニペットの記法 も
似たような感じのようなので、変換して使えるかもしれません。
コード
閉じる/表示する(長い…)
おわりに
これまで触った言語がJavaとJavaScriptだったので、Pythonで書いているとブロック「{}」で括りたい衝動に駆られます…
実務だと既存のコードを流用することの方が多いのかもしれませんが、働きながら他の言語のスニペットも増やしていこうと思っています。
Pandas便利ですね…すごく…